2015年5月8日金曜日

晴海客船ターミナル 2015/05/07



今日も晴々お出かけ日和。

いつもより、ちょっとだけ遠くへ行ってみようかな。

ということで、

いつものルートゆりかもめの環を北上、浜離宮を過ぎ、新大橋通りを進むと、見えてきたのが

築地市場正門。『海を埋め立てて築いた土地』ゆえに築地との事。
埋め立ての経緯を調べてみると、明暦の大火後の復興計画で、被災した本願寺を移す為だったそうな。

地図を見ると確かに500mほど先に築地本願寺が。その後、本願寺の南にできた町人地の水辺に
河岸が設けられ、魚介類が荷揚げされるようになったのだとか。

正門のすぐ傍には、都営大江戸線築地市場駅A1出口が。

そこから道なりに200mほど先にある、もんぜき通り。お寿司や海鮮丼、魚介の加工食品をはじめ、

蕎麦・ラーメン等色々なお店が軒を連ねている。
通りを横目に晴海通りを南下。かちどき橋を超え、たどり着いたのが

本日の目的地、晴海客船ターミナル。1Fの広場には雰囲気の良いイルミネーションがあり、海風が心地よい。

奥には客船が停泊しており、赤い煙突(ファンネル)から白煙があがっているのが見える。

ターミナルの1Fはエントランス、2Fは出入国検査と待合所、3Fは送迎デッキ、4Fは多目的ホール、6Fは展望台になっており
展望台は土日祝は9時~20時(冬期は19)まで、平日は9時~17(夏期は20)まで利用できるそうな。

展望台は既に閉まっているので、階段を登って3Fの送迎デッキへ。

広々としたデッキの先には、レインボーブリッジが見える。

停泊している客船に近寄ってみると、にっぽん丸と書かれている。調べてみると、1990年 就航、旅客定員524人、

全長166.6m、全幅24m、総トン数22.472トン、2010年に改装された綺麗な客室と、高級スパ等もあるのだそうな。

近年の世界的なクルーズ船の大型化で、レインボーブリッジを潜れず晴海に入港できない客船が増加したそうで、

2020年東京五輪までに、晴海より南の臨海地区に、新たに客船ターミナルを設ける予定なのだそう。
ゆりかもめの環は1周では足りなかったもよう。

デッキの先から西側に目を向けると、東京タワーと晴海ふ頭公園が見える。

階段を下りて2Fから見たレインボーブリッジ。画像の右端に見切れているのが本日お目当ての

こちらのオブジェ。人工池に反射する姿が綺麗。立方体の部分は、風の力で回転するのだそう。
長時間露光で画質をあげる。

以上、晴海客船ターミナルでした。

おまけ。年季の入ったボラードをダイナミックトーンで。