2015年7月25日土曜日

旧芝離宮恩賜庭園 2015/07/23


梅雨もあけて日差しがキツいエブリデイ。

朝からジャイアントカプリコ3つも食べちゃった…。

いちご味が魅惑すぎ///

ということで、本日のカロリー消費の旅は




いつものルートを北上、浜松町駅から徒歩1分、浜離宮のほど近くにある、


旧芝離宮恩賜庭園。国の名勝に指定されており、明暦(1655~1658年)頃に海を埋め立て、

延宝6年(1678年)に作庭開始、貞享3年(1686年)までに完成された、総面積43,175.36㎡の

典型的な「池泉を中心とした回遊式庭園」で、以前は海水を引き入れた潮入りの池であったが、現在では淡水になっているのだとか。

出入り口そば、かつて御殿があった場所に作られたという藤棚。5月初めが藤の見頃だとか。

一面に敷かれている玉砂利には綺麗なラインが。枯山水みたいだ。そして画像右手のベンチから
南側に目をやると、庭園の要となる約9,000㎡の大泉水が。
池には中島と浮島、一角に小さな州浜が配されている。

池を右手から周ろう。ほどなく見えてくるのは州浜に設置された芝離宮の景勝の一つ、雪見灯籠。*1 (以下景勝に*印)

300年以上もここで庭園を見守り続けているかと思うと、不思議な気持ちになるのです。

更に進んでいくと対岸にあずまやが見える。

近くで撮った一枚。

更に進んで出入り口の反対側、庭園の南側から見た浮島。

そこから南にある、園内でもっとも高い築山である大山からの眺望。*2

そのすぐ側にある枯滝石組。*3

枯滝の左右には石組が築かれ、河床は通路になっており、通り抜けができる。

石組の隙間から伸びる草木達。



枯滝を通り抜けた先にある4本の石柱。*4 案内板によると、

ここが小田原藩(大久保家)の上屋敷であった当初、茶室に使われていたのだとか。

更に池沿いに進み

西湖の堤*5 を1枚。こちらは、中国の杭州(現在の浙江省)にある、西湖堤を模して作られたそうな。

ここを渡った先にあるのが

中島。*6 中国で仙人が住むとされる蓬莱山を表しており、池の中央に位置する園景の要だそうな。

そしてこれまた城下町の道路みたいな橋を渡って

南にある大島。木陰にあるベンチで一休みしていると、閉館前の音楽が。

そそくさと鯛橋を渡って出口を目指していると、管理の方に声をかけられる。

なんでも、冬場の閉館前に来ると、東京タワーのライトアップが水面に映りとても綺麗なんだとか。

以上、都立文化財9庭園のひとつ、旧芝離宮恩賜庭園でした!

おまけのシラサギさん