2017年4月11日火曜日

しながわ区民公園 2017/04/10





母のお見送りも無事終了

井の頭公園にペダルボートがあったけれど

羽田空港には…




ペダルカーが。くまさんがラブリー



ここのところ、連日の雨模様

桜が散ってしまう前に、もう少し見てみようかな

という事で、お買い物のついでに立ち寄ったのは




しながわ区民公園。約400本の桜、130本の梅、300本の松並木があるそうな。

案内図。左が北で右が南。今回は北口から入り、園内最南に位置する、
「しながわ水族館」まで片道約1km、往復2kmを散策

北口から入るとすぐ左手に自転車置き場。自転車はここに駐めてゆっくりとお散歩をしよう

真っ直ぐ南下した先に小さな花壇が見える

花壇には葉牡丹の花。アブラナ科で、葉はキャベツのよう

お隣にはビオラ。ひとまわり大きなものをパンジーと呼ぶそうで、

野生のすみれを観賞用に品種改良したものだそうな。
原種名は「ビオラ・トリコロール」。3色すみれかな

花壇からすぐ南にある桜の広場

地面は花びらで覆われている

桜の絨毯の上には、木製のベンチと

あずま屋

あいにくの曇り空だけれど

満開の桜をアップで。

更に南の緑道にも様々な花が植えられている。
折角なので今の時期に咲いているものを撮影しよう。

ヤマブキ:バラ科の落葉低木。山吹色より少し黄色め

ユキヤナギ:バラ科の落葉低木。極小の花が柳のように枝垂れて咲くので雪柳。秋には葉が紅葉する

アセビ:ツツジ科の常緑低木。有毒植物で、葉を煎じて殺虫剤に利用されるそうな
※毒部位は全株、葉、樹皮、茎、花

通りすがりのご婦人が教えてくれた、
ドウダンツツジ:ツツジ科の落葉広葉樹。灯台(どうだん)ツツジ。
さくらんぼのように分かれて咲く姿が、結び灯台(右下図)の三本脚に似ている事から
ボケ:バラ科の落葉低木。
実が瓜に似ているので「木瓜(モケ・ボックワ)」と呼ばれたものが「ボケ」に転訛


ハナズオウ:マメ科の落葉低木。花蘇芳の名は、花弁の色が赤色染料とされたスオウ(蘇芳)の木の染汁の色に似ている事から。

ハナズオウの葉。可愛いハート型。

緑道に添って、野球場・テニスコート・プール(冬期は釣り堀)
キャンプ場・バーベキュー場・小公園等の施設がある。

更に南へ行くと貸し自転車センターもあり
(現在改修工事のため今月26日から利用可能)
園内のサイクリングロード(1週約2キロメートル)を無料で利用できる


緑道を抜けた先にはピンクと真紅の綺麗なコントラスト

真っ赤なのはハナモモ:バラ科の耐寒性落葉低木。中国原産。
花を観賞するために改良されたモモで、ひな祭りの花として知られる

ハナモモモの下で咲く ツツジ:ツツジ科の常緑、
もしくは落葉性の、低木から高木まで様々あるそうな。

その先に見えてくるのは海水を利用した人工池で

勝島運河を埋め立てて造られたので「勝島の海」という名がつけられたそうな

池の上に建てられたあずま屋

池の周囲には沢山の松が植えられている

南北に延びた池の東西方向に架けられているのは

「ゆりかもめ橋」。そして橋の下には

本物のゆりかもめ。目の後ろの黒い斑点が特徴との事。ゆりかもめの他にも、カモ類や

カワセミ、シギやセキレイ、ウグイスやコゲラ等、様々な野鳥が見られるそうな。

ゆりかもめ橋の西には「水族館口」があり

案内板や自動販売機、車いす対応のお手洗い等がある

冷えてきたので暖かいお茶を買い込み、更に南へ行くと休憩所や売店、レストランがあり

しながわ水族館の入り口が見えてくる

イルカの形に造られた植え込みを通り過ぎ、

本日のお散歩の終点、しながわ水族館に到着。

今回も「桜が綺麗だから背景にしてあなたを撮ってあげる」とご婦人に声をかけて頂き、心暖まるお散歩でした。

以上、春のしながわ区民公園でした!
+おまけの鳩さんをアップで